キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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2005年01月14日(金) 手が好き。

朝必ず「リライト」の着信メロディーで目が覚める。
昨日は早く寝たせいか、目が開いた。
午前7時。今日、大学は休みだ。

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夢の中で私は、人と手を繋いだり、握手したりすることが多い。
そういえば、中学生のころ、色んな人と握手してた気がする。
その度頑張れた気がする。
そんな相手は大体「先生」だった。「教師」だった。

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朝起きると、全てを忘れてしまいたくなる。
このあいだ蓮と電話をしたことも、話したことも全部。

私があのアーティストを好きになったのは蓮のせいだ。
蓮が歌っていたからいけないんだ。


私は蓮が嫌いだった。
顔立ちは良いくせに、人をばかにするわ、からかうわ。
それなのに本気で女の子に恋をしたりして、私に本気で相談したりするんだ。

男女間の親友とか、私は無いと思う。
ただの友情ならあると思うけど。

私が蓮と親友になることはなく、友達でいられるのは
蓮が元彼女が好きだからで、私は蓮の性格を愛していないからだ。


蓮は私の話なんかに興味はないのに。
どうして私は彼に「時が経つのを待つしかないね。」
なんて言わなきゃいけないんだろう。




私はただ色々なことが悔しいだけなのだ。

私は彼の前で悪女になるだけなのだ。
でもそれでもいいよ。私が私な証拠なのだ。




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