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2012年10月05日(金) ■少なくても一生懸命やっている者を、ちょっとした失敗で叱りつけてはいけないと思う。

《お知らせ》

《新メールマガジン『そうだったのか! この違いがわかれば、
きっと許せる「男女の違い105」』第9号配信いたしました》

こちらから↓一部ですが、読むことができます。↓
「http://www.kotobasagashi.net/danjyomerumaga.php」

 今回のテーマは、質問が多かった、
「なぜ、男性は記念日を忘れるのか」です。
 ある家族の「記念日」対策方法をアップしました。
 一部ではありますが、ぜひ読んで参考にみてくださいね。
 どうぞ、よろしくお願いいたします<(_ _)>



少なくても一生懸命やっている者を、
ちょっとした失敗で叱りつけてはいけないと思う。
ミスはミスとして
「これはこうするべきだろう、次はこうしたらどうだろう」
と建設的に持っていくのが正しい。
そして、次がまた非常に重要なのだが、
「なんでそんなことをしたんだ!」という言い方ではなく、
「何が原因だったの?」という言い方をするのである。(略)

「またやってはアカンで。で、何があったのや?
 あんなミスを起こすには理由があるはずや、よく考えてみよう」
と言えば、「お前は本来つまらないミスを犯すヤツではない」
という激励のニュアンスにもなる。

大事なのは上司も一緒に考えること。
「実はこれこれこうで…」
「そうか、根本の問題はここやな。わかったんなら今後は注意せい」
という具合である。
こんな調子でやれば必ず改善につながる。

そうして最後は必ず、良いところを取り上げて言い添える。
「でも、お前はいつも頑張っている。次に期待しているで」
こう言われて発奮しない人間はいない。
ガミガミ叱られるより猛烈に反省する。
ミスによって進歩するというわけだ。



出典元 「ココロでわかると必ず人は伸びる」
おすすめ度 5
著者名 木下 晴弘


木下さんは、学習塾の元人気講師で、
多くの子どもたちを超難関校へ入学させてきて、
現在は、リーダー育成に力を入れておられる方ですが、
いつも、疑問に思っていたことがあるそうです。

なぜ、やった方が自分のためになるとわかっていることでも、
それが行動にうつせないかということです。
そして、ある日、こう思いついたそうです。

「そうか、ココロが理解してないんや!
 人間はアタマでわかっても、
 ココロでわからんと行動できない生き物なんや!」と。

それから、どうしたらココロがわかって行動するのかを
考え続け、いろいろなことを試してきたそうです。
そのひとつの方法が今日のことばに書いたことです。

 ○ミスを責めず、いっしょに原因を探し出し、
  次にミスをしないように導く  
 ○そして、最後は良いところを取り上げる

このような方法をとれば、叱るより、ずっとココロに響き、
次の行動に結びついていくということでした。
確かに、自分もこのようにしてもらったら、次はミスしないよう、
細心の注意をはらって仕事をし、期待にこたえるべく
がんばるだろうと思えます。

自分もココロでわかること、相手もココロでわからせること、
むずかしいことですが、これができたらいいなぁ…と思います。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「春先よりも、立派になった手を合わせたくなる「黄金の花」」

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