| 2012年03月06日(火) |
■「知識」とは、目的を達成するために活用されるもの |
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いろんなことを知りすぎていると損なことがある。 それはあらかじめ先のことが、 つまり将来起こりうることが見えてしまうことだ。 いや、正確にいえば見えたような気になってしまうことだ。
自分のこれまでの経験や常識に照らし合わせて、 できるかできないかの解答をあらかじめ出してしまうのである。 そして新しいことほど障害、問題点ばかりが見えて、 最後にはとてもできないということになってしまう。 「知識」が行動を制約してしまう。
確かに危険を回避するという意味では知識は大いに役立つ。 しかし「知識」とは、 目的を達成するために活用されるものでもあるはずだ。 すなわち、まずはじめに目的があり、 それを実現するために知識を駆使する。 それが知識というものの本来の価値ではないだろうか。
知識がすべての行動を制約するというのであれば、 知識などない方がましだ。 まず大きな夢を描き、そしてその実現に向けて 知識、技術を最大限に使っていこう。
出典元 「起業家に必要なたった一つの行動原則 」 おすすめ度 4 著者名 福島 正伸
「知識」は、今に生かしてこそ価値がある、 「知識」があることで、かえって行動が制限されるなら、 或いは、後ろ向きになり何もしなくなるなら、 それは知識というより、力をなくす単なる情報に過ぎなくなる。
例えば、今、ちまたで取り上げられている「地震の知識」 この知識を得て、今後の地震対策に生かすこともできれば、 「どうせまた来るんだから、今さら何をしてもムダ」 「怖い、怖い」と縮こまってしまって、 何の対策もしないのとでは、知識の価値が全く違う。
もちろん、必要な「知識」だけでなく、いらない「知識」、 ウソの「知識」、力をなくすような「知識」もあり、 その知識に惑わされることもあると思う。 しかし、それらを全部ひっくるめて受け入れて、 その中から、自分に必要な知識を選択し、取り入れ、 できるだけ前向きに活用していきたい。 そして、今からよりより生きていくために もっともっと生かしていきたい、そう思う。
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