| 2010年07月08日(木) |
■話す能力とは、相手の聞く能力を高める能力 |
《お詫び》 昨日、ことば中でぼちぼち日記「3つの化粧品」の話を 紹介しましたが、半端なアドレスを紹介してしまいました。 失礼いたしました…こちらからだと続きも読めます↓ 「3つの化粧品」 よろしくお願いいたします。 <(_ _)>
どんなに素晴らしいアイディアもコンセプトも、 相手に伝わらなければ、ゴミ同然です。 コミュニケーションは、相手に伝ってはじめて価値を持ちます。
とても相手が受け取れないような悪送球をしておきながら、 こんなに言っているの、なぜわからないんだ!と怒ったところで、 相手が受け取れないという事実には変わりません。 キャッチボールが続かないという事実は変わりません。
相手が受け取れないのは、あなたの送球が 相手に合っていないからです。 相手が聞かないとしたら、 あなたの話す能力が及ばないからです。 話す能力とは、相手の聞く能力を高める能力なのです。
出典元 「コミュニケーションはキャッチボール」 おすすめ度 4 著者名 伊藤 守
この本では、コミュニケーションの キャッチボールについて、こう言っています。 「キャッチボールの目的は、それを楽しむことです。 相手と息を合わせて、リズミカルに、ぽ〜んぽ〜んと やりとりすることです。 けっして、技を競い合うことではありません。 相手の受け取る技量に合わせて、相手が受け取りやすい ボールを投げる…これが重要です。 それがキャッチボールが続く条件です」
ところが現実には、自分の思いや考えを相手に伝えるのに、 むずかしい言葉を使ったり、いきなり怒鳴ったり、 自分だけがわかる言い回しで話したり、まわりくどかったり… 相手の忍耐と理解力を越えた伝え方をしていることが多いそうです。 (つまり、相手が受け取れないようなボールを投げている)
とはいえ、どんなにやさしいボールを投げても、 キャッチしてくれない人も、聞く耳を持たない人もいる、 ということで、手に負えない人もいる、ということです。
自分の「伝えたいこと」を、どうやって伝えるか… 伝えたい内容も大切だけど、その前に、 相手の理解力を判断した上で、自分のできる範囲で、 相手が受け取りやすい伝え方をしていく、 相手が耳を傾けてくれる話し方を工夫する、 などが、大切なのだとあらためて思いました。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「これ、なんだか、ふふふだね〜」
汗をかきつつ見つけた、ふふふ〜なもの。 すこし楽しめました。
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