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2010年04月16日(金) ■小さな「反発心」がミステリーの女王を生んだ

アガサが最初の短編を書き始めたのは18歳のころ。
きっかけは実の姉にばかにされたことから。
「ミステリーは論理的だから、あなたになんか書けないわよ」
小さな「反発心」がミステリーの女王を生んだ。
挑戦してみなければわからない。

彼女は、「自分が今なにをしているかも忘れるほど無我夢中」
で原稿を書いた。晩年、アガサはこう言っている。
「私は生きていることが好き。ときにはひどく絶望し、
 打ちのめされ、悲しみに引き裂かれることもあったけれど、
 すべてを通り抜けて、私はやはり生きていることは、
 すばらしいことだと、はっきり心得ています」

「できない」理由はいくらでも見つかる。
けれど、自分で自分に限界をつくることは愚かなことだ。
アガサは、こんなことも言っている。
「構想を練るのにいちばんいいのは、お皿を洗っているとき」
入り口はどこにだってある。
あなたが「今できること」を見つけよう。


出典元 「あなたが夢をかなえる言葉」
おすすめ度 4
著者名 井上 篤夫 (著), 遠山 敦 (イラスト)


アガサ・クリスティは、
いわずと知れたミステリーの女王であるが、実は、
正規の学校教育は受けず母親から教育を受け、
姉から「あなたには書けない」とばかにされ、
その上、無我夢中で書いた小説は、多くの出版社で不採用にされ、
30歳になって、やっと推理作家としてデビューできた。
推理小説を書き始めてから、12年の歳月がかかったが、
この間、あきらめず、自分の才能を信じてひたすら書き続けた、
ということだった。

このアガサ・クリスティが、
「できないと、決めつけない」ことが
なにより大切だと言っています。


「できない」と、自分でそう決めつけたら、
本当に何も「できない」。
だって、そう決めつけたら、何もしないから。
でも、それでは、自分の人生があまりにつまらないと思う。

「できない」ことは、確かにあるかもしれない。
しかし、それと同じほど「できること」も必ずある。
そして、入り口はどこにだってある…
自分が「今できること」を見つけて、やってみよう。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「ここには、もっと違うものを置いてほしいなぁ…」

なんとなくそう思ったのでした。
どうでしょうね?

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