2010年02月15日(月) |
■よけいなプライドを持っている人は、「そこまで」 |
30数年間に及ぶジャーナリスト生活を振り返って、 ひとつ明らかにいえることは、 よけいなプライドを持っている人は、 「そこまで」だということです。
意味のないプライドが邪魔をして、 成長できるせっかくのチャンスを 自らみすみす逃してしまうのです。 実にもったいないことです。
聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥。 まず「自分は何も知らない」ことを知り、 他者から謙虚に学ぶことです。 この姿勢さえ持ち続けていれば、 コミュニケーション能力は確実に向上していきます。
出典元 「伝える力」 おすすめ度 4 著者名 池上 彰
池上さんは、最近よくTVに出ていて、いろいろな出来事を わかりやすく紹介したり、説明したりしてくれている。 これは、11年間に渡る「週間子どもニュース」で、 子どもたちからの、素直で、率直で、素朴な疑問に、 (この素朴な疑問が往々にして本質をついているそうです) 答えることで鍛えてきたから、できるようになったそうで、 子どもたちから、教えてもらい、学ぶことも多かったそうです。
「こんな人(子ども)の話なんか聞けるか」とか、 「この人からは、何も学べない、学ぶことはない」 自分の方が知識もあるし、わかっているから、 などと思うと、学ぶ姿勢も聞く耳も持たなくなる。 それに、「人に聞くのはイヤだ、プライドが許さない」 なんてことが付け加わると、もっとそうなる。
しかし、どんなに人生を重ねても、経験をしても、 知識が豊富でも、賢くても、わからないことはあるし、 聞いてみないとわからないことは多々ある。 わからないことは素直に聞く、尋ねる、教えを請う、 そんなことを恐れないようにしたいし、素直にしていきたい。 また、人の意見にも聞く耳を持ち、 学ぶことにも謙虚でありたいと思う。 自分のこれからの成長のためにも、もっと賢くなるためにも。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「ひと坪400万円は、お買得です」
そうなんだと思うけど…
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