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2009年12月03日(木) ■「叱る」と「怒る」の違い

《お知らせ》
■「今日のことば」11月の人気ベスト5■ UPいたしました。
どんなことばだったか、確認してみてくださいね。
「11月の人気ベスト5」



私たちはどうかすると
「叱る」と「怒る」という感情を混同してしまいがちです。
この差をきちんと理解した上で伝えないと、
「あの人はいつも怒っている」などという評価が定着して、
本当に伝えたいことが伝わらなくなります。

「怒る」という感情は、基本的には自分側が
マイナスの被害を被ったときに起こる感情です。
どちらかといえば、自分中心の感情です。

それに対して「叱る」という行為には、
つねに相手が明確に存在しており、
その相手のレベルアップを願う
という気持ちが根底にあるはずです。



出典元 「わかりやすく「伝える」コツ」
おすすめ度 3.5
著者名 コラージュカルチャースクール


「叱る」と「怒る」は違う…とはわかるけれど、
頭に血が上ると混同しがちになる。

「怒る」は、自分の感情をはき出すこと
      今の、感情を伝えること
「叱る」は、感情ではなく、相手のレベルアップを願う気持ちで、
      相手の今後のためになることを伝える

もちろん、自分の感情を本気でぶつけて怒った方が
本気度が伝わり、いい場合もあるが、
いつも何かあるごとに怒ってばかりいれば、
ただの「いつも怒ってばかりいる、不機嫌な人」になり、
怒っても、誰にも相手にされなくなる。
また、怒った理由や原因を伝えなければ、
相手には伝わらず、同じことの繰り返しとなる。

「叱る」は、「怒る」よりははるかにむずかしく、
手間がかかり、気をつかわねばならない。
それは、自分のことより、相手のためを思うからだし、
相手がレベルアップするように、きちんと伝えたいと思うからだ。
だから、どう伝えようか、こちらもしっかり考えねばならない。
また、同じことをしても、こちらのその日の気分で、
叱ったり、叱らなかったりしてもいけない。
そして、叱ったら、ほめることもしないといけないと思う。

今、自分は、「怒っている」のか「叱っているのか」
ちょっと感情を抑えて、客観的になって自分をみてみよう。
そして、必要なとき、必要な方を選ぶようにしよう。
ついつい感情的になり、なかなかむずかしいと思うけれど…




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「このばっちいものはなんだろう?そして謎は解けた。」

過去は栄光のものだったらしいことがわかった。
時の流れを感じるね〜

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