ことば探し
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2007年12月11日(火) ■「共感すること」=「受け止めること」であって、なにも

「どんな話題でも、まずは相手の話に共感することが大事ですよ」
とセミナーなどで解説すると、参加者からよく出る質問がある。

「部下が会社の批判をしてきたとき、いちいち“なるほどね”
 などと応対していたら、一緒になって会社批判をしていることに
 なるのではないですか?だから、そんなふうに
 共感することなどできません」というものだ。

これは「共感すること」=「同意すること」との
誤解から生じている。そうではなく、
「共感すること」=「受け止めること」であって、
なにも「そのとおりだ!」「おっしゃるとおりですよ」と
相手の意見に同意してほしいということではないのである。


相手の考えや気持ちを素直に受け止めて、ただ
「受け止めましたよ」と返してあげる。
それが共感なのだ。大げさに聞こえるかもしれないが、
「そういうふうに考えるあなたの存在を認めるよ」
という姿勢を相手にはっきりと示してあげることだとも言える。


出典元 「説得技術のプロフェッショナル」
著者名 伊東 明


そして、さらにこの本では、共感についてこう言っている。

「たとえ、相手が自分を批判してきたとしても、それに対して、
 「なるほど、あなたは私に対してそういうふうに考えて
  いたんですね」と受け止めることは、
 自分の非を認めることとは、全く違うのである。

 すぐに言いたくなる気持ちはわかるが、共感をしないで、
 いきなり反論に入れば、コミュニケーションがうまく
 いかなかったり、人間関係にヒビが入る。
 一方「なるほどね」という共感の一言が、少なくても
 「意見を受け止めてもらえた」との安心を生み、
 相手の態度を和らげる」


「共感すること」=「受け止めること」であって、
「共感すること」=「同意すること」ではない。
もちろん、相手の意見に「賛成すること」でもない。
だから、「なるほど、あなたの意見はわかった」と
言ってもいい。むしろ、まずは言った方がいいと思う。

反対意見があっても、反論したくなっても、
すぐにそれをするのではなくて、まずは共感を示して、
相手の意見を受け止めてからにすると、
相手の受け止め方も違ってくる。
これは、本当に違うと思う。やってみるとわかる。
相手の話を聞いたら、まずは
「なるほど…」と返してみてほしい。
先の話はそれからでも十分いいと思うから。


■「ぼちぼち日記」↓
「ちょっと怪しい…これは何ですかね?」

道ばたで見つけた、やや怪しいものたち。
しかも謎がある…ものたちのお話。


■今日のおすすめ本 ↓
「カウンセリングと人間性」

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日本の臨床心理第一人者の河合隼雄さんが書いた
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様々な角度から、「カウンセリング」を取り上げています。
カウンセラーを目指す人には、とてもおすすめの本です。
勉強になります。


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