| 2006年02月15日(水) |
「叱る」と「怒る」は、違うもの |
基本的には、叱るというのは、 それをいうには自分にもリスクがあるけれども、 相手の成長のために、リスクを越えて、 相手にネガティブなことを直言するということです。 ですからスタンスは「For You」(あなたのために)です。
一方、怒るというのは、 相手が自分の思い通りにならないために、 自分の中に起こったいら立ち、ざわめきを解消しようと 感情を相手に向けて爆発させてしまうことです。 スタンスは「For me」(わたしのために)です。
電車の中で子どもにぎゃーぎゃーとわめいている お母さんをよく見かけますが、ほとんど怒っていますね。 決して叱っているわけではありません。(略)
ちゃんと叱ると相手は 「自分のことを大事にしてそれをいってくれた」 「自分のためにあえて苦言を呈してくれた」 と思えるものです。
出典元 「「ほめる」技術」 著者名 鈴木 義幸
「叱る」と「怒る」… あまり、こんなふうに意識して、 分けて考えたことがなかったが… こうして言われてみれば、 なるほど、そうだと思う。
ちなみにこの本によると「ちゃんと叱る」ことは、 このようなことだという。
「相手のことを想い、相手の成長を願い、 相手の行動上(人格上ではなく)の否を 簡潔明瞭に伝え、そして期待も伝えるのです」
例えば、こんなふうらしい。 「やめなさい!危ないでしょ! 全く何度も言って聞かないんだから」 (これは「怒る」ですよね) ↓ 「○○(行動)をしちゃいけないよ。人にぶつかったら、 危険だから。あなたならわかるよね」
「叱る」と「怒る」…これから、 気にするようにしようと思う。

■今日のおすすめ本↓ 「叱り方・ほめ方・教え方100の鉄則」 高嶌 幸広著
言葉による自己表現についての研究をしている著者が書いた、 部下を伸ばすための「叱り方・ほめ方・教え方」の鉄則本。 ビジネス向けの本ですが、普通の生活場面でも役立つ鉄則が 100ほど書かれています。
その他、こんなことが書かれています。 ●叱れないでは上司はつとまらない ●これだけは覚えておきたい叱り方15の原則 ●思わずうなる叱り方の高等テクニック ●叱り上手になるための10カ条

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