2004年07月10日(土) |
「人生というものは思うようにならないものだ」とよくいわれますが、そうではありません。 |
「人生というものは思うようにならないものだ」とよく いわれますが、そうではありません。 思うようにならないと最初から思っているから うまく行かないのであり、ここを否定したのでは、 もう、そこに曇りがありますから、思い通りにはなりません。
稲盛 和夫氏
隣人は口癖で、 「人生は思うようにはいかないものなんだ」とよく言う。 そう思った方が、隣人にとっては楽なようだ。 気持ちの収まりがいいのだろう。 「うまくいくと思っていて、うまくいかなかったら そのショックが大きいから、 初めからうまく行くはずないと思っていれば、 うまくいかなくても、こんなものさですむし…」 うまく行かなかった時のショックがとても大きいのだと思う。
こう聞かされると私は切ない気持ちになるが、 隣人の思い込みは強くて、そういう気持ちを覆すことは出来ない。 恐らく私が何を言っても、その思い込みをはねのけることは 出来ないと思う。
私は、全く逆で「人生は思うようにいく」と思っている。 そう思った方が「うまくいく」と経験的に知っているし、 その方が、楽しいからだ。
しかし、端からみたら、私などよりはるかに、 隣人の方がうまくいっているように見えるだろうし、 実際、隣人は何事もうまくやりきっているように見える。 私から見ても、成功してるように見える。
にもかかわらず… 隣人は自分の人生はうまくいってないと言っている。 端からどう見えても、 本人がそう思っていなければ、決してそうではないらしい。 隣人は、自分の人生はうまくいってないと、 ずっと思ったままで生きていくのだろうか? どうなったら「うまくいく」と思えるものなのか… 「うまくいく」と思うのか…
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