2004年06月24日(木) |
「考えすぎ」は考えないことに通じるのです。 |
「考えすぎ」は考えないことに通じるのです。
当たり前のことですが、裏の裏は表です。 人の言葉の裏を読み、さらにその裏を考え、 という具合に突き詰めていったら、結局相手が言った通りだった などということは、よくあることです。
これが考えすぎということです。 ずうっと回り道をしていって、 結局相手の言ったとおりのことにたどり着く。 それだったら、最初から相手の人の言うことを信じてしまうほうが 気持ちが楽になりそうです。
「開き直れば強い力がわいてくる」より 大野 裕著
「考えすぎ」ると、動きがとれなくなる。 ものすごいことのように思えて、頭がいっぱいになってしまう。 きっとこうに違いない、でも待てよ、もしかしたらこうかも、 いや、別の人はこう言っていたな、だから違うのかな、 だとすると、本当にはこうかな…などなど… 頭の中を考えが堂々巡りする。 こんなことをしていると、ほとんど結論が出せなくなる。 次の一歩に踏み出せなくなる。 どれを選んでも、うまく行かないような気になる。
考えすぎても、最終的に 「でも、だからいいや、これで」とか 「まぁいろいろあるけど、これで行こう」とか 「こう考える人もいるだろうけど、私はこれでいい」とか 結論を出せて、考えがまとまればいいと思う。
しかし、「考えすぎ」る人は、その自分の出した結論にも でも、ちょっと待てよ、本当にこれでいいのか、 誰かに聞いてみようとかになってしまうのだ…
うーん、つまり自分の考えに自信が持てないってことに 通じるなぁ。
《ちょっとひといき》 我が家で収穫したブロッコリーを湯がいて食べてみた。 お世辞にも「おいしい」とは言えなかった。
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