2004年06月21日(月) |
学生に教える先生はクビ |
カナダのオンタリオ州に、マクマスター大学というのがある。 この大学の医学部では、教官が辞令をもらうにあたって、 「学生に直接知識を伝授した場合は退職します、という 条文にサインしなくてはならないのです」 と、浜松医科大教授(脳神経外科)の植村研一さん。
つまり、学生に教える先生はクビ、という ビックリ仰天するような医学部なのだ。 いったい、なぜそんなことになったのか。
「それは、医学生が学ぶべきなのは知識ではない、 必要なのは自分で発見する能力であり、 自分で問題を解決する能力なのだ、という 学長の信念から生まれた制度なのです」
「読むクスリ」より 上前 淳一郎著
これは、「世界の常識、日本の常識」という項に 書かれていた内容の一部である。
常識が違うって、すばらしいなぁと思う。
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