2004年04月17日(土) |
じつは最近、楽しかったことは何?と訊かれても、ちっとも思い浮かばないという人が増えているようです。 |
じつは最近、楽しかったことは何?と訊かれても ちっとも思い浮かばないという人が増えているようです。
楽しくなくなってしまったのはおそらく、 何かしているそのときに、その体験していることから心が離れて、 まだおきていない先のこと、 あるいはもう過ぎてしまった過去のことを 考えているためではないかと思います。
「泣きたいのをがまんしつづけてきた人のための本」より 森川 那智子著
会社勤めをしていたときは、人と会うのが億劫でイヤだったのに、 今は人と会うのが楽しくなってきている。 家にいることが多くて、人と会うことが極端に減ったからだろう。 特に友人と会って、おいしい食事をすることがとても楽しみだ。
それと、ウォーキングだ。 歩くことが楽しいのだ。これは意外だった… 運動嫌いの私が歩くことだけは続けている。 地図を持って、あちこちの知らない道を歩くことが楽しい。
なーんて、今のささやかな楽しみを並べてみたが、実は、 「楽しい」という感情が希薄になっていることに気がついた。 「楽しい」と意識しないと、「楽しい」という感情が 出てこないという感じがする。
何でだろう…
私の場合は、心の奥底の一番満たされたい感情が 満たされてはいないからだという気がする。 叶えたい夢がまだ叶っていないからだという気がする。 喉の奥に何かが引っかかっているような感じがある。
ただ、それが仮に叶ったとして… 「楽しい」という感情が、今以上にわき出すのかと言えば、 そんなことはないような気がする。 つまり、もっと根本的な問題なのかも知れない… って、こんなことをうじうじと考えるようじゃ、 「楽しさ」も半減するな。 分析しても仕方ないな。
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