2004年03月03日(水) |
「言葉」は本当に大切なものです。しかし、時としてこれがマイナスに働くことをご存じでしょうか。それは、次のようなときです。 |
「言葉」は本当に大切なものです。しかし、時としてこれがマイナスに働くこ とをご存じでしょうか。それは、次のようなときです。
1:同じ話を繰り返すとき
自分が一度話したことを忘れていたり、相手が本当に理解できたのか不安にな ったりすると、私達は同じ話を繰り返しがちです。しかし、聞き手はうんざり しています。悪くすると「何度も同じ話を聞かなきゃいけないほどバカじゃな い」と相手を不愉快にすることにもなります。
2:自分のことばかり話すとき
自分の家族のことや、自慢話、武勇伝といった自分に関することを話すことは、 話し手にとっては気分の良いことです。しかし、他人の自慢話を聞きたいと思 う人は、あまりいないと思って良いのではないでしょうか。
3:他人の噂話や陰口をたたくとき
このような話が好きな人も多いと思います。しかし、聞き手は自分のことも陰 で噂されているのではと思い、徐々に白けていってしまいます。
4:話にまとまりがないとき
言葉を変えて何度も同じことを説明する、的外れの説明をする、話のポイント を絞り込めていない。これらは、聞き手をだんだんイライラさせてしまいます。
5:結論までの時間が長いとき
経過時間ばかりがむやみに長く、何を言いたいのかが聞き手になかなか見えて こないことがあります。これも聞き手をイライラさせる原因になります。
コミュニケーションにおいて必要なのは「話」です。それは目的があってなさ れるべきです。ユーモアやウイットはもちろんここに含まれます。
それ以外は無目的にされる「おしゃべり」になってしまいます。多少のおしゃ べりは愛嬌ですが、それにも限度があると思います。
上記の五つの例で話す人を「話好き」と勘違いしてしまいませんか。それは、 ただの「おしゃべり」になっているのではないでしょうか。
しゃべりすぎが原因で、言う必要がないことや、言ってはいけないことまで口 にしてしまうこともあります。言い足りなかったことは、あとでいくらでも付 け足しができますが、言ってしまったことを取り消すことはできません。
言葉に消しゴムは使えません、くれぐれも気を付けましょう。
〜ビジネスに効く!〜 『言葉のお薬』2004/02/24号 http://www.ohanashi.co.jp/mm/
私が注意するべきことは、 3の「他人の噂話や陰口をたたくとき」だな… 自分でも、反省することが多い。
特に噂話は、よく確かめもしないで話すことがある。 みんなそんなものだと思っていたが、 仮に人がそうだとして、自分もそうで良いわけでなくて、 人は人だし、 そんな話しをしない人もちゃんといる。
ただ、情けないが、そんなに急にこの性格を直せるとも思えない。 反省しながら、この性格とゆっくり付き合って行くしかないかな。
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