2003年12月25日(木) |
いいかい、リトル・トリー、理解というのは愛と同じものなの。 |
いいかい、リトル・トリー、理解というのは愛と同じものなの。 でもね、かんちがいする人がよくいるんだ。 理解してもいないくせに、愛してるふりをする。 それじゃ、なんにもならない。
「リトル・トリー」より フォレスト・カーター著
12月になると読み返したくなる本がある。 「リトル・トリー」がそうだ。 もっとも今年は読み返しは出来なかったが… 「リトル・トリー」の中で語られることばは、 ずっと前に、忘れてしまったような人としての生き方、 考え方を思い出させてくれる。 なんだか、とても心が洗われるよう気がして、 私のこころもキレイになれる気がして、 12月になると取り出す。 (読んだからといって、簡単にキレイにはなれないのだが…)
そういえば、そんな本が何冊かある。 こころの調子に合わせて選ぶ本だ。 落ち込んだときに手に取る本。 寂しいときに取り出す本。 こころが乱れているときに読みたくなる本。 人のこころがわからなくなったときに読み返す本。 ああ、こう書いてくると、 いつも本に救われているという気がする。
|