2003年12月23日(火) |
「もうバカばっかしやっていますよ」という男がきらいである。 |
「もうバカばっかしやっていますよ」という男がきらいである。 ほんとに「バカばっかしやって」るからである。 本人は、こんなに不真面目なんだぞ、器がでかいだろう、と 誇らしげなのだが、私は額面どおりにしか受け止めてやらない。 まちがっても気持ちなんか察してやらずに、 「うん、おまえは文句のつけようがないバカだな」と思うのである。
「まれに見るバカ」より 勢古 浩爾著
またまた、にやりと笑った本である(好き嫌いはあるだろうが) ともかく、著者の読んでいる本の量に驚かされる。 本を読んでバカ探しをしている姿もおかしい。 (本だけでなく、あちこちでだと思うが)
「もうバカばっかしやっていますよ」についてだが、 私ならこう言う。 男「もうバカばっかしやっていますよ」 私「えーっ、そうなんだ、相変わらずなんだね」 そして、こう思う。 「この人、相変わらずバカやってんだ、成長しないね。 でも、まっいいか、関係ないもん」 私にはいささかの哀愁を感じる言葉でもある。 自分が思って欲しいように、 人は思ってくれないということでもあるかな。
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