2003年09月11日(木) |
「そら、男を落とすのはタッタ一語あるのみです」 |
「そら、男を落とすのはタッタ一語あるのみです」 と、自信まんまんでいうのは、同志社大学の山本明センセイである。 「○○さんも、ほんとは淋しい人なのね、という この淋しい人なのね、には、男は弱いですなぁ」 (略) 女に向かってのくどき文句に、 「○子さんもさびしい人なんですね、ほんとうは」 などというと、女は烈火のごとくいきり立つであろう。 女はさびしいなどといわれるのは侮辱である。 誰もかまってくれないことを意味する。 女がヒマであると見られるのは女の恥である。 女はいつも充たされ、いつも人からかまわれ、 その対応や、するべきことがいっぱいで、 体がいくつあっても足りない、そういう風でありたいと思っている。
「男はころり 女はごろり」より 田辺 聖子著
そうかぁ、そうなのかぁ。 知らなかったなぁ。 今度試してみよう。
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