2003年08月18日(月) |
「自分」がなぜ尊いか。 |
「自分」がなぜ尊いか。 それはこの宇宙でただ一人の存在であるからだ。 ほかに同じものがないということを、 絶対希少価値と呼ぶならば、この私はまさしく その絶対希少価値的存在なのである。
そんな絶対の個人、唯一の我にとって、 科学的平均値や、統計的価値観などが、 何ほどのものだろうか。
「運命の足音」より 五木 寛之著
宇宙でただ一人の存在。 自分も隣人も、友人も 両親それぞれも、兄姉たちも、回りの人たちも。 それぞれがそれぞれに尊いのだと思う。
本当に尊いのか?と疑問に思うこともしばしばあるが、 「この宇宙でただ一人の存在である」ことは確かだ。 宇宙でたった一つのものが、尊くないはずはない。 尊いから、やっかいだとも言えるのだが…
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