クオリティについて
金を払いすぎるのは賢いやり方ではない。 だが、ケチるのも賢いやり方ではない。
金を払いすぎると、ちょっと損をするだけ。 それだけだ。
だが、ケチるとすべてを失ってしまう。 買った物が、その用途を満たさないがゆえに。
ビジネスの常道は金を払わずに多く得ることを禁じている。 そんなことは許されないのだ。 最低値をつける相手と取引をする時はリスクを覚悟せよ。
そうするくらいなら、 もっといいものが買えるはず。
クオリティについての格言 「最悪の時こそ、好機の始まり」より ポール・ハナ著
今は、ケチること値切ることが当然で、 安いことが全てに勝るように、正しいように言われている。 しかし、それは質を犠牲にしていると思う。
ケチり方、値切り方がまずいと仕事の質を落とし、 その会社だけでなく、ケチった人の人間性まで 疑われるようなる。 人間の質まで、落とすような気がする。 その上、仕事をする上でのやる気も失う。
悲しいことだが、今はそういうことが まかり通っている。 質を落としたくない、質は何より大事と 思う者にとっては辛い時代であると感じる。
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