2003年07月03日(木) |
世界の宗教の多くは、何らかの形で「人にしてもらいたいと思うことは何でも、 |
世界の宗教の多くは、何らかの形で 「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなた方も人にしなさい」と 言う黄金律を教えの中に含んでいます。
【キリスト教】 人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなた方も人にしなさい。 これこそ律法と予言者である。 「マタイによる福音書」
【ユダヤ教】 自分にとって嫌なことは、友人にしてはならない。 これが律法のすべてである。 残余のすべてはその注解である。 「タルムッド/シャバット31a」
【ブラーマニズム/バラモン教】 これが義務の総体である。 自分がされて苦痛を感じるようなことは、他の人に対して、 してはならない。 「マラーバーラタ」
【仏教】 自分にされたら傷つくと思われるようなことを、 他人にしてはならない。 「優陀那集」
【儒教】 これこそ仁愛の最高峰である。 自分がされたくないことを、他人にしてはならないということ。 「論語」
【道教】 隣人にとって利益になることは、自分の利益と考えなさい。 隣人にとって損失となることは、自分の損失と考えなさい。 「タイーシャンーカンーインーピェン」
【ゾロアスター教】 自身にとってよくないことは何であれ、 なすことをしない人だけが正しい人である。 「?65・5」
【イスラム教】 自分のために望むものを同胞のために望むようになるまで、 あなたたちの誰も信仰を得たとは言えない。 「スンナ」
「無条件の愛とゆるし」より E・R・スタウファー
こんなに宗教でも教えていると言うことは… 「人にしてもらいたいと思うことは何でも、 あなた方も人にしなさい」 ということを、実行することは、 相当にむずかしいってことなんだな。
|