2003年06月05日(木) |
正直に言って、人間には、選ばないで済むほうがありがたいと |
正直に言って、人間には、選ばないで済むほうがありがたいと 思われることが少なくない。 つまり人間には自由への欲求もあると同時に 不自由への欲求もあると思われる。
「生きがいについて」 神谷美恵子著
選ぶということは、とても迷うということだ。 何か買うとき、何かを食べるとき、 そんな毎日のことでも選ぶ作業はある。
それが苦痛の時もあるが、 出来れば、選ぶことを(つまり迷うことを) でれるだけ楽しみたいと思う。 それが、大きなことでも、ささやかなことでも。 どうせ選ばずにおれないのだ。 いつか選ぶのだ。
「自分で選んだ」と心から思えれば、納得できる。 納得できると言うことは、 とても大きな力になると私には思える。
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