2003年04月08日(火) |
苦しみには共通の構造がある。 |
苦しみには共通の構造がある。 苦しみというのは「ある自分」を 維持しようとして始まることである。 自分を壊すまい、と必死に頑張ることが苦しみとなる。
「生まれ変わる心」 高橋和己著
今「ある自分」の殻をやぶるのには、勇気がいる。 「ある自分」以外の自分を想像出来ないので、 どうなるかわからなくて不安だし、 周りの反応も気になるからだ。
しかし、苦しみがあるということは、 その「ある自分」との戦いが始まっているので、 変化の時を迎えつつあると言うことかも知れない。
高橋先生は、こうも言っている。 人が変わっていく時の心の共通構造とは、 古い自分を壊して、新しい自分を広げていくことである。 それは、自分の中の二つの自分の対立を 超えていくことである。
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