2002年12月13日(金) |
自分はこんなに苦しんでいるのに、誰も私を理解してくれない、 |
自分はこんなに苦しんでいるのに、誰も私を理解してくれない、 という思い方もよくあります。 理解しないあいつが悪いと恨んだりする。 我々はどうも、どんなことでも理解できるものだと 思い過ぎているんじゃないでしょうか? 理解する、あるいは、理解されるというのは、 そんなに簡単なことじゃないと思います(略)
やっぱり理解してもらおうと思ったら、 すごい努力がいるんじゃないでしょうか。
「こころの天気図」より 河合隼雄著
そうだなぁと思う。 理解されるのも、理解するのもやっぱり ちゃんと向き合って、努力しないといけないのだと思う。 その努力もしないで、わかってくれないというのは、 甘いんだろうな。
ちょっと話して、わかってくれるものと勝手に思い込む、 説明したことで、わかってくれたものだと思い込む。 しかし、感じ方も、考え方も、環境も違うのだから、 相手は自分と同じ視点では見ていない。 よくよく話してみれば、全然理解されてないことに 気づき、愕然とする…
やっぱり理解してもらいたいと思ったら、 相当の努力がいるのだろう… 根気よく、諦めない気持ちで。
ただ、最近は理解してもらうことを 最初から放棄してる人もいるので、やっかいだ。 そういう人は、相手も理解しようとはしないから。
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