2002年09月14日(土) |
人の顔に塗った「泥」は自分の顔にはね返ることを知れ |
人の顔に塗った「泥」は自分の顔にはね返ることを知れ
「人生読本」 新渡戸 稲造著
ああ、身にしみる。その通りだと実感している。 例えば、悪口、非難をつい口にだししまう… その後、後悔したり、自分が情けなくていやになる。 言った後、自分自身の中で、すでにはね返ってきている。
けれど、新渡戸稲造にして、こう言っている。 「このように説教がましいことを述べるからと言って、 私は、自分が決してこのあやまちをしないと誇る訳ではない。 むしろその反対に、自分自身も凡人の情けなさで、 このあやまちを犯す。 しかも、しばしば犯すから、これを矯正する道についても たびたび考えたのである」
そういうことを制御するのは…相当むずかしい。 凡人だものなぁ。
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