2002年07月09日(火) |
ものが豊かになったら、それに見合うこころのエネルギーがいる。 |
ものが豊かになったら、それに見合うこころのエネルギーがいる。
いままでの時代をめぐっていたエネルギーよりも、 もうひとつ別のエネルギーを使わなければならない。
それまで使っていなかったエネルギーを使うためには、 それなりの「儀式」が必要です。 相撲で仕切りというのがありますが、 あれは通常のエネルギーの状態から、 闘いの状態にエネルギーレベルを高めるための儀式なんです。 そういう新しい儀式を、 ひとりひとりが探さないといけない。
「こころの子育て」 河合隼雄著
ものに見合うだけのこころのエネルギー… それはなんだろう。 確かにあると思う。
ものがあれば、生活も、自分も豊かになったと 思いがちだが、実はただものに 埋もれているだけかもしれない。 豊かになったと思いたくて、 ものを買ったりするのかもしれない。
新しいこころのエネルギー…探さないとなぁ。
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