2002年05月29日(水) |
日本人的対人関係や、日本人的方法が常に悪いと言ってのではない。 |
日本の「大将」は判断力や決断力を欠いてる代わりに、 失敗した後をうやむやにする才能のある人が多いのである。
(略)
日本人的対人関係や、日本人的方法が常に悪いと言ってるのではない。 問題は、これから生じてくる危機が、 日本的方法では対処出来ないものが多くなるとの 認識が必要なのである。
「日本人の心のゆくえ」 河合 隼雄著
最近の政治家を見てると 危機感がないなぁと感じることが多い。 日本には(自分たちには)危機なんて来ないと思ってるかのようだ。 選挙の時と、経済的な危機ばかりと思ってるいるかのようだ。
また、仕事をしていて、日本の会社に経営者と言えるような人は いったい何人くらいいるんだろうかと思う。 決断が遅く、事なかれ主義で、危機感がないと感じる。
自分(達)のことを守ることで精一杯で、 日本という国のゆくえを考えてはいないような感じを受ける。
そうかと言って自分が何かをしているかと言えば、 こんな中にどっぷりと浸かってしまっている自分がいて、 日本の国のために何もしていないし、 危機管理も出来ていない… ある意味のマインドコントロールされている気がする… これが、日本の教育のたまものなのか…
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