2002年04月14日(日) |
他人に恥ずかしい思いをさせないという配慮は、 |
他人に恥ずかしい思いをさせないという配慮は、 人間として、高級なセンスの部類に入る。
自分が恥ずかしい思いをしたから他人にもそんな思いを させたくないという気持から出ることもあるだろう。 恥ずかしい行為を見たくないと言う、一種の美意識から 出ることもあるだろう。 いずれにせよ、「恥ずかしいこと」に対する緊張感の あるなしが問題なのであって、それがある人は、 どんなに小さなことに対しても、ふと、 行為に表すものである。
「男の偏差値」 草柳 大蔵著
電車に乗っていて「恥ずかしい」光景に出合う。 見てしまうとかなりバツが悪い思いをする。 見てる方が「恥ずかしい」が…その行為をしてる人(々)は 全然平気であるようだ。 出来れば…出会いたくないものだ。
恥の意識は…やっぱり相当高級なセンスなのではないかと 最近つくづく思う。 自分の美意識、回りの人の思いを想像する想像力、 何より「恥に対する感覚」が失われてるきてるような気がする。 自分(達)がよければいいという、かなり勝手な言い分が 幅をきかせているような気がする。 自分(達)だけで生きてる訳ではないのに…
などと、思いながら、年々恥の意識がなくなってきてる 怖さを自分にも感じてしまう…
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