疑惑処理スクリプト 政治家が自分の無罪を証明するために とる一定の行動パターン
1)疑われたら、とにかく、「一銭ももらってない」等とできる かぎり、憤然と否定。 2)バレかかったら「秘書(或いは関係者、妻、その時々で)に 聞いてみる」。そして「聞いてみたが『もらってない』と 言う。だから、自分ももらってない」 3)いよいよ駄目になると、「秘書(関係者・妻)はもらったことを かくしていた。嘘をついていた、自分も知らなかった」と 被害者を装う。 4)そして、最後。 「自分は何も悪くないが、結果的に党に迷惑をかけ、世間を 騒がせた」ので「反省」或いは「責任を取る」もちろんポーズ。
そして、実質的に最小限の損害ですむ程度の肩書きを、一時的に 削るのみ。最後の「責任をとる」嘘を、派閥の仲間や、マスコミが 「潔い」と持ち上げることで、嘘の一切が忘れられる。
「人はなぜウソをつくのか」 渋谷 昌三著
政治家は、出来れば自分より立派な人であってほしいと思うが、 今回のようなことが白日の下にさらされると、情けなくて 見ている方が恥ずかしくて、みじめな気がする。
本人は…本心はどう思っているのだろう。 怒りに煮えくりかえっているのだろうか… 不運を嘆いているのだろうか。
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