神様への手紙
ほら鏡の前 神様がいるから

2006年10月10日(火) 消えてしまうのが勿体無いから

無意味に仕事で怒られて嫌な顔されて1日終わり。
私悪くないはず・・・取引会社が間違ったんだもん。
FAXと郵送の請求書の金額が違って何で確かめないの?って。
普通疑わないでしょ?FAXと郵送が違うなんて。
それでも私が悪いんですかね?
あーあーあー、その後の伝票に書いておいてって言うんだって
意味わかんないし・・・書いて欲しいんならちゃんと言ってよ。
言わなきゃ自分のトコの金額だけでいいと思うじゃん。
それでもやっぱり私が悪い?





 お待たせ!!
おーーーす!!レコーディング終わったよ!!!!ここ3日で4時間弱しか寝てないのでかなり視界がぐるんぐるんです。昨日の夜7時からはじめた最後のレコーディング作業が今日の午後5時までかかったので今日はスタジオから直で横浜ブリッツに入り、到着するなり即出演っていう初めての経験をしました。楽屋で顔合わせる人全員が「大丈夫!?すごい顔してるよ!?」って言ってたんだけどね、残念ながらそれは元からだよ。:-) ナヲが手のひらマッサージをしてくれました。

今回の製作はさすがにきっつかったなー。今だから言えるけどNo Use For A Nameとのタイバンのときも36時間で睡眠45分でした。楽屋の床でTシャツを枕にして寝たり(このときは一日だけの徹夜だったから全然平気だった)、宮古島も徹夜明けにスタジオから空港に直。こないだの韓国もそう。

じゃあ製作中にライブあると困るのかっていうとそれは全然逆。結局俺は歌を歌ってるときしか本気で楽しいことなんてないから2徹だろうとなんだろうと歌ってれば楽しい。それにそんな気はないだろうが、俺が一番癒されるのはステージの上だからいつもライブ終わると歌詞が少し進んだり、やる気がすごい出たりした。だからみんなありがとね。

今日のライブの記憶は正直言って一切ない。何を話したのかも全くおぼえてない。気がついたら楽屋のソファで寝てました。ただ「あー、これでツアーに出れるんだ」と思ってすごく楽しかった感じがする。ヘタクソだったろうけど一生懸命歌ったよ(一生懸命やりゃあいいってもんじゃないけどね)。とにかくみんなも楽しかったらいいんだけどな。

今日はこれからいくつか書き仕事を終わらせて、風呂に入って寝ます。半年ぶりに何も考えずに眠ります。

その前に。

今回のレコーディングは公表されてる発売延期のほかに、発売日発表直前に一度延期してます。9月に出る予定が10月に、それがまた11月に延びてここまでかかりました。Space Sonicの製作に入ったときからアルバム用の作曲を始めたてたことを考えると足掛け13ヶ月。ツアーで作曲してなかった時期を抜いても9ヶ月弱はひたすら曲を作ってました。

自分の作家としてのエゴで、本当にたくさんの人に迷惑をかけたし悲しませたり怒らせてしまった人もたくさんいました。ほんとうにごめんなさい。

どんな手を使ってでも、誰を敵にまわしても、100%納得いったものじゃなきゃ出さない。これは俺たちが1枚目のCDを作って日本中でストリートライブをやってたころからの唯一の約束。それは今回も守れたよ。人が一人もいない夜の地方のアーケードで、一応来たからっつって道端で誰もいないのにライブやって居酒屋の父ちゃんが出てきて見てくれてたころに学んだことは、CDを一枚買ってもらえるなんてのは、すげぇだってこと。

だからと言って「お前できるって言ったじゃねぇか!」って傷つけた人には言い訳にもなんないすね。それでもまだ俺たちと仕事をしてくれる酔狂な人がいるなら、これからもぜひよろしくお願いします。

デザイナー応募もほんとうにたくさんの人からポートフォリオを受け取りました。プロ・アマ老若男女問わずすげぇ才能が一杯届いたよ。もちろん全て目を通しました。今回お願いしなかった人の中にも会ってみたい人はたくさんいます。ありがとうございました。

なんも言わずにとにかくケツもってくれた社長ありがとう。俺らのためにスタジオを譲ってくれたバンドのみんな、ありがとう。無茶な注文をしたあげく「この方向じゃなかったみたいです」などと言う俺を見限らずにいてくれた西さんありがとう。さんざん歌ったあげく「思ったようにとれなかったからもう一回歌いたい」などと言う俺に文句も言わずにつきあってくれたクロちゃん、ホリエさんありがとう。ライブでいっつも俺たちを元気にしてくれたお前らありがとう。寂しくて死にそうなときは毎朝やってくるお前らのメールがいつも必ず救ってくれた。

そんで、この俺みたいな偏執狂を信じて横一線になって闘ってくれた、そんで俺が悪いときですら側にいてくれた、笑うときも泣くときも常に一緒にいてくれるゆういち・ウブ・高橋・石谷ありがとう。お前ら真っ赤な目ェして「いや、今日は最後までいるよ」とか言ってんじゃねぇよ。帰れよライブ当日ぐらい。

最後に。

明日からはゆっくり珈琲を入れたり、コンビニで立ち読みしたりしてても罪悪感を感じることがないなんて少し信じられない。そんでもって俺たちがいかに必死こいてアルバムを作ろうと、それがいいアルバムの証拠にはならないことは分かってるよ。あとはあんたの心にブッ刺さるのを願うだけだ。長くなっちったけど、心配かけただろうから。いつもありがとね。
2006/10/07 2:06:00


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