* Diary *
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■ 2006年01月20日(金) 今は絵を描く私(?)ですが、昔は字書きでした。
たまに、ごくたまにですが字が書きたくなる時があります。
なのでたまに日記で文を書くかもしれませぬが、オリジナル作成の一貫だと生暖かい目で見守ってやってくださいまし。
そして意味不明でも、本人のメモみたいなものなので石は投げないでやってください・・・(切実)
注意:今回は少し暗め?です。苦手な方は見ないでください(*- -)(*_ _)ペコリ
桜が散って、新緑が芽吹き出している。
木々の間から漏れてくる太陽の暖かい光が、好き。
僕らは、それぞれ何か理由があってここに来た。
皆、違うもの。違う人。違う考え方。違う環境。
そんな僕は、ここへは何をしに来たのだろう。
学ぶべきところ。
初めはみんな少なからず緊張している。
お互いがお互いを気にしながらしらんぷり。
とりあえず近くの人に話しかける。
何処から来たのか、何をしているのか。
そして数人ずつのグループができる。
そんな中に、僕はいた。
日が過ぎる毎日。
学ぶところなのに自由なここは、知らない間に一人、また一人といなくなった。
僕のグループも何人かいたはずなのに、今は少ない。
誰がいたか、思い出せない。真っ白だ。
ここに来る意味がなくなった人。
何故くるのかわからない人。
僕も何故ここへ来るのかがわからない。
だから理由を。僕自信を探しにここへきた。
ふと気づくと、グループが二人になった。
僕は相変わらず意味もなく毎日をここで過ごしてる。
そんなある日、突然貴方に問われた。
何故、毎日そんなにもここへ来るの?
一人になっても、まだ来るの?
僕は、自分のために。
ここへ来るのが当たり前だと思っているから。
貴方はどうしてここへ?
答え、問いかけると、貴方は少し寂しそうに言った。
君の為に・・・かな?
君が一人になっている姿を想像すると、ここに来こないと、って思うんだ。
だから頑張れる。
君はそういうのない?
友達のためにここへ来よう、って。
言われて、ふと思った。
僕は自分の為にきている。
それ以外なんでもない。
でも、そういわれると、貴方が一人でいるのを想像すると、寂しい。
・・・だから僕もここへ来ているのだろうか。
その胸中を伝えると、少し笑ってくれた。
僕はその暖かい空気が、とても好きだと思った。
僕らはずっと一緒に過ごした。
でも、そんな時も長くは続かない。
ねえねえ、ここに、僕の憧れの人がいるんだ・・・!
思い切って話してみたら、すごく良い人だったんだ。
今度会った時、君にも紹介するね。
楽しそうに話す君。
僕は少しその人に嫉妬した。
紹介されて、僕がどろどろした醜い感情を持っているのに、
その人は優しかった。余計、僕は汚いものになった気がした。
日が経つにつれ、貴方は中々来なくなった。
ずっと、憧れの人といるから。
ここへ来ても、僕のことより憧れの人の話ばかり。
僕はものすごく嫌になった。
自分が。貴方が。貴方の所為にする自分が。
ねぇ、覚えてる?
貴方がどうしてここへ来る理由を聞いた日を。
ねぇ、覚えてる?
貴方が僕の為にここへ来ていると言ってくれた日を。
ねぇ
一人にしないで
一人はすごく悲しいんだ
怖いんだ 寂しいんだ
時は流れていく。
僕はやっぱり、自分のためにここへ来る。
一人になっても。