底辺思想

私は書くもの 描くものに

何の高等性も芸術性も見出せず

それでもただ

何事も気付かなかったかのように

まるで

空の色に感動してみたり出来る

感情の豊な人になったつもりで

椅子に座ってみるのです


失ったものを追いかけてばかり

涙一粒

別れられない


結局のところ

言葉に苦しむ事態は

言葉によって解決されて

誰も何も解決しようとは思えない

何年経とうと

永遠に同じ事の繰り返し


このままで良いなんて

誰が思っているのだろうか


目に見えないまま

失えない綱渡りをしてる
2005年04月17日(日)

サ ヨ ナ ラ S T A R D U S T / 0.057