冷たい朝

この足で立ち上がれない

傷ついてなんていないのに

怖いことも無いのに

歩き出せなきゃ

何も始まれないのに


空気はまるで鉛のようで

重たく今にも倒れそう

道なんて

もう何も見えやしないのに

止まる事を許さないで

錆ついた足のまま


差し伸べられた手は

全て振り払ってきた

それは私のためじゃない

誰かのためのものだから


理由も無く歩く事に

疲れ果ててしまいそう


どうしてだろう

いつだって

朝は来てしまうのに
2004年11月18日(木)

サ ヨ ナ ラ S T A R D U S T / 0.057