語り
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いままでの人生、お菓子というものを作ったことがなかった。 オーブンというものを持たない、ある意味古い日本の家庭環境(?)に育った私でした。(※オーブントースターはあった。もっぱらトーストのみに使用)
結婚を機に初めてオーブンを買って、それからしばらく時間がなくて放置。 使い慣れていない機械を使うのに、時間的余裕が必要な自分は基本的に不器用です。
それでようやく九月の連休。 予定をいれず、今回、一番好きな焼き菓子に挑戦しました。 あれはお菓子ってゆうのかな?スコーンです。
スターバックスとかでもみかけますが、私が食べたいのは、昔短期留学したイギリスの大学のティーブレイクで、または、休暇に遊びにいった湖水地方のカフェで食べた、大きなオオカミの牙スコーンです。 香ばしくてしっとりとボリュームのあるやつでした。
スタバのぱさっとしたかんじのではなく、 ケンタッキーのクッキーのさっくり感が少なくしっとりやつってゆうかんじが近い?
初めてのわりには、牙が思ってたより開いて、スコーンにみえる出来でした。不器用のわりには上出来です。 しかし味の出来上がりはスタバ系でした。ムーン。精進せねば。
なんにしても、焼きたてはおいしいものらしく、旦那さんも初めての味のわりにいっぱい食べてくれました。よかった。 普通のお菓子と違って、なんというか、素朴すぎる食べ物だから。スコーン。
だけどこれが一番好きです。 干し葡萄とくるみのスコーンに、ブルーベリージャムと生クリームをそえて、 アールグレイでいただきました。わたしにとってはとても懐かしいイギリスの味です。ちょうど九月に留学してたから、余計に懐かしく蘇る。
仲秋の名月ですね。涼しくて良かった。 すごく月が蒼くて明るい夜です。
明日も休みでうれしいな〜〜。
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