語り
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ちゅうか、ブームがとおにすぎたころ、 わたしの手許にやってきた、 カスピ海のヨーグルト菌。
さすが和歌山や・・・
最近、出産退職で辞めたるりっぺ君の代わりに
うちの医院の事務でパートではいった、 増田ママは健康オタク。 (※私らの母ではないが、世話好きなのであだ名がそれ)
マイナスイオンの水とか、毎朝家から持ってきてくれる。
こないだの朝、 「うわ...ママ、今日も大荷物でやってきたで・・・」 (※いつも人数分、水を持ってきてくれる優しいママ) と思っていたら
「じゅんちゃん、ヨーグルトたべれる?」
と、にこにこ聞かれた。
ママの紙袋の中には、本日、 インスタントコーヒーの空き瓶に、 真っ白で綺麗なヨーグルトが入っていた。
「あ、わたし、乳製品大好きなんで!」
と、いきなり飛びついて食べようとしたら、
「ちゃうで!増やして食べるんやで!!」
と、もう一回取り上げられた。
え〜〜〜。 わたしが育てんの、コレ・・・・・・ ▼´Д`▼ おおいに不安そうな私。
「カンタンやから、大丈夫」 と言ってママは着替えながら、 このカスピ海ヨーグルトがママの家まで来た経緯を語ってくれた。 「これは去年の暮れに、わたしの前に居た職場の、藤間さんが 親戚のひとからもらって、それで、藤間さんが、同じ職場の 岩本さんにすこしわけてあげて、それを私が・・・」
うわ〜〜・・・ すげ〜・・・ ▼ΘωΘ▼
さまざまなお宅の冷蔵庫、渡り歩いてきたんやな、 このヨーグルト(菌)・・・・・ 歴史かんじるわぁ・・・・・
生まれはカスピ海。
そもそも、よく分かっていなかった私は、 「なあ、ママ、なんでこれって、カスピ海なん?」 と疑問を口にした。
カスピ海の中に、このヨーグルト菌があるのか、 カスピ海の周辺の酪農農家で作られたヨーグルトの末裔なのか。
「カスピ海ヨーグルト」
ロマンチックと胡散臭さのはざまのネーミング・・・・。
ママはあっさりと 「なんでやろな?さあ、ママもよう判らんわ」
わからんけど、ただでヨーグルト増えて身体にええねんから、 得や!
関西母の意見に、激しくうなずく私。
そうやそうや!新鮮な牛乳さえいれとけば、 無限大に増えるってすごいやん!
で、わたしもはりきって、育てることにしました。
以下、教わったカスピ海ヨーグルトの増やし方です。
ママからもらった、 おおさじスプーン10杯くらいのヨーグルト。
ママ:「これはうちの一リットル瓶で増殖したヨーグルトやねん。そこのな〜、まん中から下くらいが、雑菌がなくて綺麗な部分やから、そこからもってきたんよ。純ちゃんが作る時も、入れ物、きれいに熱湯消毒してから、いれるんやで」
ヨーグルトに、雑菌が入ると、腐敗するらしい。 ヨーグルトってもともと腐ったもんと思ってたやろ! ヨーグルトは、「醗酵させたもん」なんやで! ヨーグルトが腐敗したら
さっち「強烈。臭い足の裏の匂いするで」
(※おなじく同僚の彼女は以前、カスピ海ヨーグルトで失敗した経験者)
ひえ〜〜 臭い足の裏・・・・! ようわからんけどコワ! (※自分の足の裏を嗅ぎたくなる衝動にかられた純子) 純粋部分さえ、子孫用にとりだしておけば、 (熱湯消毒したスプーンを使って) あとは全部食べてよし!
菌増殖は、室温で、入れ物の蓋をあけて空気に触れさせる状態で (ほこりがはいらんように、ティッシュに輪ゴムかけて、口を塞ぐ)。 冬場は4.5時間放置。 夏場は、危険なんで、1時間で冷蔵庫にいれる。
つうか夏をこえられるか不安。▼´Д`▼ 増やしたヨーグルトは、出来てから2.3日以内で食べている。 いれる牛乳によって、ちょっと味が違うなって思う。
わたしが好きな、いかるが牛乳というメーカー(泉州出身) の牛乳は、普通に昔ながらに、スーパーでおいてるものなんですが、(値段も普通なのに。178〜198くらい。)、 味が濃ゆくて美味しいんです。
あの牛乳でやると、ヨーグルトが、微妙に、カスタード色っぽくなる。 最初にやったのが、その牛乳なんで、 「乳脂肪、濃過ぎて菌が増えすぎたか・・・?」 と、しろうと考えでびくびくしてたけど、
食べてみたら、濃厚で美味しかった。 やっぱしこの牛乳すきやな!▼>ω<▼b
いかるが牛乳がないときには、ほかのメーカーのんでやるけど、 (※低脂肪乳以外) その時は、ほんとうに真っ白な色になります。 それはそれであっさりしてて美味しい。
つうか、わたし、なんでも美味しいみたい。てへ。▼´ω`▼
がんばって、それ以来育ててます。
ゆうかにも食わしてます。
みなさんにも、御近所だったらお裾分けしたいくらいです。 (冬場のうちに・・・)
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