語り
DiaryINDEX|past|will
忍足トーク。
たしかに、あの、「フッ・・・」。
意味無く吐息まじり、
しかし、色気が全然無い分、
キショいだけの感が否めん、
あのトークであるが、
あの中途半端な関西弁に、わたしはなんとなく親しみを覚えるのだ。
なぜか。
地元和歌山の、ジミダサ関西弁に近いからである。
以下、「今後聞こう」と思っている希少な方には、 ネタばれに近い内容になるので、御注意願いたい。
以下、忍足トークの関西弁検証。
『めばちこできて・・・けっこうイタいんや・・・』
中途半端である。
メジャーで派手な関西弁、大阪、兵庫では、 きっと、こう言うはずである。 (※と勝手に思う、関西のはしっこ、和歌山県民)
『めばちこできてな〜 けっこう痛いねんやー』
わたしの友人の、大阪府民、兵庫県民の発言には、 語尾に「〜やねん」が結構な確率で添付されている。
忍足は、一言も使っていない。
彼の関西弁は、暖かみのあんまり無い、関西弁である。
それは、私の地元で、若い世代が使う、 地味な関西弁「和歌山弁」に限り無く近い。
『おはよう・・・・めばちこできてへんか・・・ 今日も、がんばっていこか・・・・・・ 次 ネ・・・ 』
(←次はお休みメッセージを言おうとする忍足。もうええってという突っ込みをしたひとは数しれないであろう) わたくしの考えでは、 メジャー関西弁は、助詞は 「な」 が鉄則である(※と思う)。 なので、本来は統一して
「次、な・・」
と言うべきである。
ここで、「ネ」を出すのは、正統ではない。
結論として、 忍足は、メジャー関西弁ではない。 かといって、洗練された、京都弁もしゃべらない。
あの地味ダサ中途半端関西弁は、
どうもわたしの地元くさい・・・・・・・・・。
思い起こせば、彼のしゃべりは、ワタシの高校時代の、 クラスメートだった男友達を思い出す喋り方である。 (って、和歌山の男が全員あんな暗くないが)
彼は、やはり眼鏡をかけて、背や足や腕がひょろっと高く、 数学が出来て、優し気で、地味で いつも男友だちに囲まれ、かまわれていた。 あまりに男に人気のある彼なので、クラスメートの女友人の間では 遂にはホモ説も出た(※残念ながら、違ったが)。 いまだに付き合いがあるが、大学が兵庫だったため、 はげしメの関西弁になって帰ってきたので、 ちょっと残念である。
ちなみに彼は、わたしの聖闘士星矢好きをよく知っていて、 (しかも氷河ファンであった)
「純子さん、年賀状は、氷河描いてな」
彼に年賀状を描く時も描かないときもあったが、 描く時は必ず、氷河を描いて送った (※ワタシもワタシだが)。
・・・・・そんな彼のうっすらと濃いカンジが、 なんとなくワタシのイメージの 忍足を彷佛させる。
そんなわけで、忍足の地味な関西弁の検証を、 あなこさんに電話でお伝えしたら、
あなこ「じゃあ、忍足、和歌山県民として私の中で決定します!!」
と、あなこちゃんの力技が炸裂。
その後、この決定事項が 彼女の日記で公言されていたので、
発言元として責任を持って、 己の思い出話も意味なく付け加えつつ、
以上記述させていただいた。 ▼・ω・▼;
|