なぞなぞなぞ(愛称みちゃん)が死んでしまいました。 具合が悪そうだったのでお医者さんに連れていき検査、夕方連れ帰る予定だったのに、お昼に死んじゃった。お医者さんからの電話で知りました。
私は朝寝坊して寝ている間に大ざるがみちゃんをお医者さんに連れていきました。だから私のみちゃんとのお別れは前日のみちゃんタイム(なぞをなでなですること)が最後になってしまいました。
みちゃんはお医者さんが嫌いなので連れていく途中、かごの中でずっとなーおなーお、と泣きます。お医者さんについてからも他のお友だちは静かにしているのにみちゃんだけはなーおなーお泣きます。 そんなにお医者さん嫌いで、ひとみしり、ねこみしりのはげしいみちゃんが病院で死んじゃうなんて…。ごめんね、みちゃん、心細かったね。みちゃんを看取ってあげたかった。お医者さんに連れていかなきゃよかった、もっと早く連れていってあげれば直せたかも…。
みちゃんは私の大親友で、兄弟で、お母さんで、ライバルでした。 朝おきてから寝るまで、そして寝たあとも、みちゃんの足音、泣き声、物音が生活の大きな要素でした。酔っ払うとみちゃんに会いたくなった。お泊りするとホームシックならぬみちゃんシックになった。ふと服をみるとみちゃん毛がついていておかしかった。
冬寒くてもみちゃんのために窓を細くあけていた。押入れのふすまもみちゃんサイズにあけていた。みちゃんサイズに開けるの、わたし得意だよ。
みちゃんの手触り、みちゃんの匂い、みちゃんの泣き顔、みちゃんの目、みちゃんの肉球、みちゃんの性格、みちゃんのすべてが大好きだったよ。もうお布団を出たり入ったり、膝の上にどっかし、みちゃんの感触を楽しむことができないんだね。みちゃんにいろんなものをもらいました。私はみちゃんに何がしてあげられたのだろう。
みちゃん、いままでありがとう。そしてさようなら。私はみちゃんと出会えてよかったよ。ずっとみちゃんのこと忘れないからね。
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