追憶と忘却と回帰


2001年12月01日(土) ☆僕がPIERROTを好きなわけ。

時間があるんで、未来日記。11月30日筆。

今回はちょっと真面目気分。

僕がPIERROTを好きなわけ。

僕はいろんな曲を聞きました。
僕だけじゃない、みんなそうだと思う。
アムロナミエとか、BOOMとか、かはらともみとか、
あんまりよく知らないけど、曲は好きだっていう歌手もいたし、
スマップとか、V6とか、見た目で好きだっていう歌手もいた。

実は僕、去年の今ごろまで、
ビジュアル系が嫌いだった。
ほんとに。
意味もなく
大っ嫌いだった。
だから、
聞きもしなかった。
触ろうともしなかった。
グレイ、ラルク、ソフィア、マリス、ガクト・・・。
数え切れないくらいある、僕が触ろうともせず嫌悪していたバンド達だった。

その中に、PIERROTもいた。

たまたま、今年の夏あたりに、友人の勧めでPIERROTのアルバムを買った。
MASSGAMEという曲が聞きたかったから。

こんな歌詞があるんだよ。
「操って君の喜怒哀楽 精神が壊れないように」
君の今の状態とこの曲がマッチしすぎてて、今、泣いてる。

そういわれたから、聞きたかった。
どんな曲か。

初めて触れる類の音楽に、僕はたじろいた。

僕はドラマーだ。
小学生のころからバンドで大会でて、成績出して。
成績的には悪くはなかった。
むしろ、よかった。
余裕で最優秀なんか取ってしまう。
友人が3年かけて習ったことを、いとも簡単に、半年で抜かしてしまう。
そんな、クソ生意気なガキだった。
自分でもいやだった。
でも、そういうガキだった。

PIERROTを聞いて気付いた。

僕は、人に聞かせるドラムを叩いたことがあっただろうか。
人に聞かせる演奏を、ピアノでもフルートでも歌うにしても、そんな演奏を、
したことがあっただろうか。

彼らは、聞かせる音を持っていた。
彼らは、がんばっていた。

他の音楽を聞いた。
ガクトも聞いたし、グレイも聞いたし、ラクリマも聞いたし。

ああ、聞かせる音を持っているんだ。
そう思った。

歌詞に注目もした。
僕は、文章を書いてホームページを作っている。
だから、少し気になった。

「麻薬」

PIERROTについては、そんなふうに形容したい。
1つ、知らない世界を知った。

僕は、PIERROTの音楽が好きになった。

それから、PIERROTのメンバーを好きになるのに、時間はかからなかった。



ただ、誰がカッコイイとかだけじゃない。
ただ、この歌が好き、それだけでもない。
ただ、がむしゃらなだけじゃない。


そんなPIERROTが、僕は大好きです。

夏休み終了の2日前に、
一台のギターを買った。
少し、演奏を変えたいと思ったから、
欲しいものを買ってみた。

キリトみたいな賢い音が。
アイジみたいな強い音が。
潤君みたいながむしゃらな音が。
TAKEOさんみたいな童心を持った音が。
コータみたいな一生懸命な音が。

僕の目標。

BGM>PIERROT クリアスカイ


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水無月 水姫 [MAIL] [HOMEPAGE]
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