愛と創作の日々
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2010年03月07日(日) 恐怖

とにかくやたらと忙しくなってしまった。
貧乏暇なしとはまさにこのことか?

インパクトのある夢をたくさん見たのに、書き記す気力がなかった。


間違った電車に乗ってしまって、ものすごい不安におそわれる夢。

叫び声に近いような声をあげて目が覚めてしまった。

動悸もかなり激しくなっていた。
なんだか体に悪い夢だ。


乗る電車を間違ったのに気づいて途中で降りた駅が、これまた、最悪で、

そこから目的地に向かう電車が、なんと一本も出ていなかった。


かろうじて出発点に戻れる電車が、8時に一本だけ出ると車掌さんらしき人に教えてもらったけど、その8時が朝の8時か夜の8時かわからなかった。

でも、夢の中の私は8時までどうやって時間をつぶせばいいのか気が遠くなっていた。いつのまにか左手が、生卵の黄身を握りしめていた。

それなりに力強く握っているはずなのに
その黄身は、弾力性があって、壊れなかった。

手のひらにある黄身の感触、どろっとしているのに
壊れそうにない微妙な感触を味わっていた。

はっと、気づくと、時計が8時を指していて、
向かいのホームに電車が到着していた。

あれが、一本しか出ていない今来たところを戻る電車に違いないと思って、慌てて、向かいのホームに向かおうとすると、階段を使っていたのでは間に合いそうにない気がして、ホームを飛び降りて直接向かいのホームに進もうとしたけれど、足がもつれてなかなか前に進まない。

黄身はそのまま手のひらにあった。


線路に吸い込まれるように足が上がらないのだ、焦れば焦るほど全然足が動かない。


手のひらの黄身が汗まみれなって、なんとも気色の悪い感触が伝わってきた。


ああ、電車が出てしまう。


やっとホームにたどりつけたところで、電車のドアが閉まりしそうになって、



乗り遅れる

取り残されてしまう


という、とてつもない恐怖におそわれて



ちょ、ちょっと待って〜




と叫んだところで、目が覚めた。


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