嫌いな食べ物「キュウリ」
先週末、実家へ帰っていました。
報告までです。さて寝ます。
嗚呼、何故だか思い出したように書くけれど、唯私は貴方が嫌いなのじゃなく、貴方の皮と肉が覆う内臓の中心部の、宇宙から電子までのそのエンドレスが果てしなく嫌いなんだ。それはまるで一ト昔の私の陰鬱さを見るようで、肺胞の一部が爛れ焼けるみたいな、そんな熱さを感じるから。かと言って離れ切って仕舞うと其処に置きたくなる。それは手でそっと寄り添わせるような生温さじゃなく、例えば鎖で編んだ網で、強く傷付けながら手で引き擦るような感覚。唯引き擦れば付いて来るのが問題で、付いて来ない様に傍に連れて歩いて、その身体ばっかり傷付けることを考えたり、していた。
「皮と肉が覆う内臓の中心部」での話。
さくま