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嫌いな食べ物「キュウリ」


2005年03月01日(火)

給料は上がったが、どうやら私は(金銭に関して)相当貪欲らしい。一般から見たら、この昇給は喜ぶべきことなのかも知れないけれど、私はショックだった。少なくとも、私の価値観で言ったら、とてもじゃないけれど親に言えるような内容の昇給じゃない。というわけで言ってない。…こういうことを言った後で昇給内容を言ったら親は笑うんだろうが。

私の中では、この内容をこう位置付けた。未だ私はその程度のもので、未だ私は「この世界において」、私の期待する程度の評価が為されない程に、価値の薄いものなのだと。

私は私の中で、どの人間よりも価値の高いものであるから(しかも私はこれを無条件に、理由無しに、兎に角大前提として揺るがず信じているのである)、他人もそれなりの評価をしなくてはいけない。現段階で、その評価をすることが適わないのなら、未だ私は私の価値を外に出せていないのだ。

足りないのではなくて、否、実際には足りないのだけれども、私に元々ある筈のものが発揮されていないことで私が私の皮膚の外へ、出てゆかないのだ。それなら如何したら良い。私の皮膚の内の価値を、私の皮膚の外の価値の、分かりやすい基準へ転換しなければならない。

昇給の内容の詳細を聞かされて以後一週間以上、私は確かこんな思考回路だった。

そんなわけで大々的に勉強をさせてもらうことにした。


会社のため?キャリアのため?あっは、そんなんじゃない。








さて。そんなこんな、色々考えた末に、私が作った資料を会長が大のお気に入りのようで、どうやらあれを他会社にン百万単位で売る話が持ち上がっているらしい。……売れたら私にも少しお金が入るんだろうか。(笑)









つけたし。私があるべき姿は、限りなく私の父であります。


さくま