2005年02月11日(金)
来週のオーディションのために 現在、演技の授業を受けている先生にプライベートのレッスンを頼んだ。 一時間80ドル。決して安くはない金額だ。 何をしたかと言うと、椅子に座って、一行ずつ台詞を読んで この台詞はこんな感じで、とか自分に向かってとか 体の感覚を気を配りながらなどとそれぞれに助言をもらった。 目から鱗が落ちたかと云うと、そんな事はなく 彼女の行っている事は至極まともな事ばかりだ。 ではなぜ、高い金を払ってコーチを雇うのか? ある意味では誰かにこれで正解であると言い切って 欲しいから。全くそれだけのためではないけど、 そういった要素もある事は否めないと思う。
あるいは自分で決めたチョイスを確認してほしい。 まあ、保険みたいなものかなあ。
もちろん、もっと具体的に良い点もある。 彼女のたくさんの経験から生まれるアイデア、 もしくはあるアイデアに対する切り口はとてもためになる。 世の中に完全なオリジナルなどない訳でDJと同じでいかにそれを ミックスしていくか、ビートを見つけるかという事に関しては 経験が占める部分は大きい。 知っている事と本当に理解する事は全く別のレベルの 話になる。ある方法を知っているけど、それを自分のレベルで 理解できていないと、実際の役には立たない訳だ。
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