ニューヨーク俳優修行日記
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2001年12月28日(金)




ほぼ日でガンジーさんのコーナーを読んだ。
娘さんからの最後のメールが掲載されていて
読みながらぐっと来てしまった。
死はいつも僕らの周りにある。
そして、最近は年々それがはっきりと感じられる。
自分自身というよりは両親のことを考えるとちょっとぞっとする。
でも、それは確実に近づいている。
うーん、と考え込んでしまいますな。

稽古もないので平和な一日。
昨夜はスピーチの練習。
今回の舞台は珍しく、台詞が結構ある。
当然ながら英語で、しかも1940年代の独特のしゃべり。

日本語を喋る時には自然に出来ることが、英語になると
まったく解らなくなる。どこにアクセントを置くのか、とか
イントネーションとかを何度も繰り返しながらしっくり来る場所を探す。
ただ、自分にはしっくり来るようでも、ネイティブが聞くとおかしい事が
多いので、年明けには特訓が控えているだろう。

日本語の訛りはアメリカ人には聞き取りにくい。
そして、日本語英語の発音は大体の場合、本来のものとは違っている。
何度恥ずかしい思いをしたことか。
日本語英語では料理人のことをコックというが、
これは正確にはクックである。
一度、知り合いと話していてコックといってしまい、その場で
それはクックであると修正された。
コックとはつまり、あれの事である。男性自身ですね。
なかなかかわいい子だったのに映画館で大声で話していたので
すごく恥ずかしかった。

ismの処女に関する対談を読む。
大変そうだ。
自分も遅かったので、当時を思い出してしまった。
でも、別に処女だからって特に気にすることもないと思う。
僕は全然気にしない。(だからなんだって気もするけど。)

寒い中を一時間ぐらいかけて徒歩で出社。
平和な一日。











      

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