ニューヨーク俳優修行日記
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2001年11月15日(木)




午前中、病院に行く。一時間も待たされて、医者と話したのは僅かに2分ぐらい。これで100ドルも払うのかと思うと腹が立つ。しかも、これからしばらく週に3回通わなければならないのに、そのたびに235ドルかかるとのこと。もちろん、健康保険でカバーされるけど、それにしてもこの値段はない。構造的に何処か狂っているんじゃないかと疑ってしまう。

ちなみにこちらでは健康保険は高いから入っていないという人も結構いる。

昼間、レストランでウェイターをするために、その説明会に行く。今回で面接は3回目。かなり有名なレストランだけど、気の遠くなるようなトレーニング期間に合格しないと採用されない。どんな結果になるかいまから不安。

夜はビデオでジュリア・ロバーツの”American Sweethearts”とヒッチコックの”Foreign Correspondent”を観る。”Ameri...”のほうは結構下らない中にも分かりやすいハリウッド批判があって笑えた。まあ、作品としては良く出来ているわけではないけど、これは別にそれでよし。ヒッチコックの映画は60年前のものとは思えないほど、面白い。所々にはっとするようなアングルがあって、ただただ関心。

僕は毎月結構な数の映画を観る。いまは映画のチケットが10ドルになったのでビデオが多いけど、田舎に住んでいたときは昼間観ると$3.50だったから、英語の勉強がてら、同じ映画を何回も観た。最近は余り面白い映画がないから、寂しい限りだ。
いまは次の舞台の資料もかねて、Film Noirをたくさん観ている。主に40年代から50年代にかけて作られた映画だけれど、その多くがスタイリッシュでかっこいい。時間のある人はぜひ見てみてください。
お勧めといえば、ここ最近で一番つぼに来たのは”シュレック”と云うアニメ。これ、笑えます。エディー・マーフィがとても良いので吹き替えではなく、字幕版が薦め。

今日はオーディション無し。



      

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