知人の方にお誘い頂いて、ウニ獲りへ。
午前8時の干潮の前後計2時間でウニをとりまくるため、朝6時過ぎにまだ眠りの底にいるれおを抱え車で現地へ。 午前7時に到着するとすでに潮はひいていて、普段見えない岩(というより硬化したイソギンチャク?)があらわになっていた。 海水はキレイで波もくるぶし程度。れおをある程度自由に遊ばせても危険ではないところでありかつ魚やカニやヒトデなんかもいて彼も楽しそうだったので、私と夫も安心しつつ交代でウニ獲り。 これが、面白いほどよく獲れる。よく獲れる、っていうか、もう、その辺にゴロゴロしている。岩に張り付いている口(だと思う)の部分を棒でひき剥がし一匹(というのか?)ゲット。約二時間で山ほど獲り終えみんなで解体作業。ウニ取りの大御所ママさんのご指導により、色が白っぽいウニは味覚、視覚を理由に容赦なく捨てられる。ひえ〜もったいない!ママさんのお眼鏡にかなわなかったウニを拾ってその場で食べてみる。・・・う、うまい!捨てられるウニがこんなに美味しいならあのザルの中のウニのお味は・・と、胸高鳴らせつつ、9人で20センチざる3杯ほどのウニを戦利品に、ママさんのお宅へお邪魔。 シソに酢飯とウニと海苔を乗せ、わさび醤油で頂くと・・とれたてのウニの美味しいこと!食べても食べてもウニは減らない。結局、食べ切れなかったウニ達はみんなで分けて持ち帰り、他のウニ獲り隊が獲ったウニを2キロ24レアル(1000円程度)で買い取る。 あのね、みなさん、ウニ2キロって想像出来ます?出来ませんよね。北海道旅行のグラビアに登場するうに丼、丼にびっちりとウニが敷き詰められてるあのウニが、おそらく200グラムあれば良い方だと思われるので、あれ10杯分です。プラス自分達の戦利品1キロ弱もあるので14.5杯はうに丼が食べれるわけです。いや〜こんな贅沢ありません。
ママさんのお宅では、手作り豆腐や鰯の酢漬けなども頂き、豆乳とおからのパン(おいしい焼きたてを頂きました)の作り方や納豆の作り方などを伝授していただき、お土産におからとシソの苗を頂きました。 手作り豆腐に豆乳におから・・・同じ大豆から出来る一通りのものを無駄なくいただくというのは、この時代においては贅沢だなぁと思ってみたり。
夜ご飯はまたまた性懲りもなくうに丼。今度は細切りシソと海苔で。これまたおいしー!!
これほどウニを一度にたくさん堪能したことは当然のことながら過去にありません。日本じゃ出来ないしやらないだろうな。 ウニにうずもれてみたい方は、是非この時期の大潮めがけて我が街へ!
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