グッピーの尾鰭と背鰭が・・・。 引っ越しの際に水を半分抜いて運んだ後、家具を設置し終わるまでの2時間程の間、狭くなってしまった水の中で一体何が起こったのか?!彼らの鰭が何ものかに食いちぎられてしまった・・・。 グッピーと言えばオスの長く美しくなびく尾鰭が特徴。それを失ってしまったら彼らはたてがみのないライオン、羽根をもがれた孔雀、顔が汚れたアンパンマン・・いやいや、とにかくそれほどに頼りなげなものになってしまう。 実際、以前は自分の存在価値を後世に残そうと常に必死にメスを追いかけていた彼ら、現在はそこに空気となって存在することが意義であるかのように気配を消し水面付近をほやほやと泳いでいる。明らかに生気を失いつつ。 うう、かわいそうなグッピー。でもそれがこの世界の厳しさなのね・・。 生きるって難しい。
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