LEICOCO DIARY
れおと暮らす日々雑感。

2004年11月03日(水) 帰国して

帰ってきましたブラジル。
帰ってきた途端に電話とネットが不通になりました。

ブラジルに帰ったら日本での事を忘れないうちに書き留めておこうと思ったのに、もう2週間近く経ってしまった。でも、やっぱり書き留めておこう。

日本は暑くて寒かった。雨がよく降っていた。空気がきれいだった。(それは実家が田舎だから?)
れおははじめはちょっと物怖じしていたものの、すぐに日本での生活、私の実家での生活に慣れた。全6人で生活していた実家では耳に入る言葉も多かったせいか、みるみるおしゃべりが上手になりとてもはっきりした口調で寝言さえも言う様になった。歌のレパートリーも増えた。家中を駆け回っていた。
外出すると、はたらく車を見つけては大喜び、自動販売機を見つけては「ジュースかってこ!」、コンビニを見つけては「おもちゃあるかな〜」、電車の駅ではホームで電車の到着を心待ちにし、空港では飛行機の離陸を興奮しながら眺めていた。
友人宅を訪ねては魚にエサをあげ、犬と戯れ、カブト虫にカマキリに蛙、様々な生き物を知り、好きになった。
カレーが大好物になり、一度食べると三日三晩食べたいと言い続けた。
ポカリスエットより燃焼系アミノ式より、アミノサプリを飲みたがった。
実家の柿の木を見上げては「かき、とって!」というくせに、相変わらずの果物嫌い。でも、ぶどうの汁は吸っていたなぁ。
体験したたくさんのお別れの時には、よく泣いていた。楽しかったあとほど別れが辛い。

ブラジル行き飛行機の中ではあまり寝なかった。ニューヨークからは2歳半のイッセイくんという日系の男の子のお友達ができ、楽しそうだったし、私も楽だった。

ブラジルに着いてからのれおは。
久しぶりの自分の家には抵抗はなかったようだが、広いだけに部屋に一人になるのは不安なのか、ひとり遊びをあまりしなくなった。
こわい、という感情が発達したのか、帰りの飛行機の中でも揺れがひどい時は「こわいよ!」と私にしがみついてきた。
家で、夜の歯磨きをする時に私が「お口の中にムシバイキンマンがいる!」と言ったら怖がって私にしがみつき泣いた。その後「ムシバイキンマンいないね」とうわごとの様に言いながらしばらく抱きついたままだった。
日本に比べると今のブラジルは暑いので、いきなり汗かきになり、お尻にあせもがたくさん出来てしまった。
とにかく走るのが大好き。朝夕、毎日ランニングに出かける。「はしるよ!うわぁ〜はやい!」などと言いながらダッシュしている。結構疲れる。
ちょっと愛想が良くなった・・・かな?

日本とブラジルの生活は全く違うものだけれど、れおにはれおなりにどちらの生活も楽しく過ごしてもらいたい。だから、私ももっと色々と彼の世界を広げてあげなくては、と思うものの、ちょっとまだ時差ぼけ気味なので、まぁ、来週からがんばるか〜と、昼寝などをしながら過ごしたいと思う。(いいわけ?)


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れいこっこ

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