愛より淡く
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2008年08月12日(火) |
ゾクッとしながら笑って泣いて |
お盆休みの1週間も、ちょこちょこと仕事をしながら過ごしました。
オリンピックの応援もけっこうくたびれますね。って私は、ただテレビを見て応援しているだけなのですが、放送が終わると、どどどっと疲れるのです。知らず知らずに気合を入れて見ているのかもしれません。
オリンピックを見ている世界中の人のなんらかのエネルギーが北京に集まってきているのでしょうねえ。もちろん実際に北京で観戦している人達のエネルギーも合わせるとすごい数というかすごい量ですよね。
って本当は、お盆休みに読んだ小説のことを書こうと思ったのですが、なぜだかエネルギーのことになってしまいました。
その小説は、新聞の書評を読んで「実によくできた小説だ」ということだったので、読んでみたのです。
交通事故でなくなってしまったアパートの隣人である大学生の女の子の骨壷を女の子の故郷のお寺におさめにいくまでの話。
淡々と読み進めていったのですが、ラストは夏らしく、怪談っぽくって、でもなんかおかしくて、でもかなしくて、ゾクッとしながら笑って、そして泣きそうになりました。
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