愛より淡く
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2007年07月02日(月) さみしい人妻時代

最初にこの日記を始めたのは、もう6年ほど前になるのでしょうか。

まさかこんなに長く続けられるとは思わなかったです。

気晴らしというか、カタルシス?というか、吐き出すつもりで、この日記を

始めました。その当時から読んで下さっている方が、はたしていらっしゃるかどうか。

気恥ずかしいので、最初の頃の日記はいろいろと削除してしまいました。


それでも、私の脳裏には、記念すべき最初の日記の内容もタイトルもしっかりと刻まれています。


タイトルは、ずばり「もっと可愛がれ!!」

というヤツです。


あの頃の私は、いろいろと夫婦間の問題で思い悩んでいたのでした。



なんであんなことに悩んでいたのか?

と、今となっては、首をかしげざるを得ないことばかりなのですが。


渦中にいる時は、本当に自分というのは見えないものだなあとつくづく思います。




あの頃の夫は、とても忙しく、私は全然かまってもらえませんでした。

それが私にはストレスになっていたのです。

いわゆる欲求不満?



それまで、かまってもらって、愛されて尽くされて大切にされるのが当たり前だと思っていたもので(プチ女王様?気どりで^^。)



突然、放っておかれるようになってしまったものですから、
とっても混乱して動揺してしまいました。


「この変わりようはなに?いったい何なの?」




正直に素直な気持ちを伝えればよいものを、なまじかつ気位が高いものですから、そんな素振りは全然見せられませんでした。


でも、心の中は、さみしくてさみしくてどうしようありませんでした。



で、日々の悶々とした気持ちをここの日記に吐き出していました。



例えば、こんな感じ。



「今日も夫は先に寝た。


おやすなさいのあいさつもなく、気がついたら、いなくなり、

先に寝てしまっていた。


中略(なんでやねん、なんでやねん、このわたくしが、このわたくしが目に入らぬというのか? 誘え、なぜに誘わぬ。さあ遠慮などいらぬ、誘うのじゃ〜。誘えよ〜。というような悶々とした気持ちが延々と綴られる)




そんな私はさみしい人妻以外の何者でもない(←いちおう当時の結びのフレーズでした)」



と、まあそんな感じの日記のオンパレードでした。お恥ずかしい限りです。



思えば、ここの日記には、ずいぶんと救われていたような気がします。


ありがたいことに、温かい励ましのお言葉もたくさんいただけていました。




なつかしいです。










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テキスト庵さん