戯 言ノ源
―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰
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2008年11月21日(金) ■ |
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あなたの娘になりたかった…… |
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ソーマ・ピーリス。それはもう、過去の名前。 という訳で常に半週くらい遅れながら見ておりますだぶるおー。思っていた程腹は立たなかったんですが(もっとピーリス蔑ろにされてマリーがイケイケかと思った)、しかしピーリスはいないのか、と思うと。 うーん、私の中のソーマ・ピーリスは、という言い方だとまだ中にいるような気がして、それならハレルヤの如く出て来ても構わないと思うんです。しかしハレルヤが消滅しアレルヤが残ったよう、というのならば、ソーマ・ピーリスが消えても不自然ではないと思う。いた事実と感じていた思いの残滓のみ。 結局、人格が二つある場合は、片一方が主になると決まったらもう片一方は消える運命にある訳なんでしょうか。まぁ、平常というものが一つの躯に一つの心、一つの人格であるというのなら確かに過剰な負担がかかったりもするんでしょうし一概に或いは現実に照らし合わせた場合、何も言えませんというかちぃともわかりません、ただ。 イドたん然り、ハレルヤ然り、ピーリス然り。誰もが皆、消えるべきであったかというと。そんで何一番初めにゼノギアスを持ってきているんだっていうww 例えばハレルヤやイドたんに全く同情の余地なく不必要な悪であったとしても、疑問自体は変わりません。こどちゃの小森君、といって伝わるか微妙ですがあれね、樹海に羽山と一緒に行った人、彼はのちに何人も自分を殺してきたと語るけれど、それは普通に現実世界でも通用するもので、大小や深浅の差はあれど、我を殺して誰かを立てると言うのも、ルーツとしては同じだろうと。 で、それをダイレクトに表しているのが、つまり人格を一つ破壊する、というもので、それによって成長したと、捉える方が前向きなんだろうけど自分はなんだか悲しくなるので、なんでだろう、吸収された感がして、所謂あなたの心の中で生きています?、それでお茶を濁されている気がする。うん、お前その捻くれた性格叩き直せ☆ もっともっと、ソーマ・ピーリスとマリー・パーファシーの間で葛藤して欲しかったところなのだけれど、それはよりピーリスを失いたくなくなるけれど、マリーへの感情移入がもう少しくらいはし易かったんじゃないかと。 そこなんですよ、アレルヤはソーマ・ピーリスには興味を示さずただマリーマリー言っていたのでソマたんすきな僕はちょっと切なくなって、大佐につらい別れをさせておいて(嫁に出す親にしてもだ、もう少し何かあるじゃないか。過去形で済まされた会話は、もう逢う事が無いかのようだ)がんがんラブってるお前もうちょっと空気読めよだからお前ハブラレルヤなんだよアスランとカガリだってもうちょっと弁えたからねもう!! イチオシカップルの一つだったんですがなんだか拍子抜けしてしまった感じで、別に悲劇的な結末を迎えずとも、もっとゆったり段取りをして欲しくて、それが許されずにこんなにも早急に幸せルートに入られると、それ逆になんて死亡フラグ? って疑わずにはいられないおれってやつはああああぁぁぁぁ!!!! アレルヤ、マリーを取り戻して目標が無くなったなら生き残る事を最優先事項に回しといて下さい。
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