原初

羅列 回帰



―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2008年10月15日(水)
ただの勝手な思い込み、だよ。


蒟蒻ゼリーが狩られているようですね。個人的にはそれならば何故餅は封鎖されないのかパンは撤去されないのか不思議で仕方がありませんが、結局は歴史及び浸透率なんでしょう。餅は伝統、パンは主食、いやまぁパンはあれなんですけど、まさに不慮の事故なんですけど。
既に一度大きな事件があり袋には老人子供に与えるべからずの注意書きが添えられていて一度は誰しも耳にした事があろう。それを忘れた一個人の監督不注意の罪まで会社が背負うべきなのだろうか? と、あくまで個人的には思う訳です。
勿論そうではない方が多いが故に今回の行動に到るまでの運動があったのでしょうが、だとしたら何ゆえその答えに到ったのか、つまり餅との差はなんなのか、と問いたくなる。
現実に非難する人物が近場に実在していた事に驚愕しながらこの質問を突きつけたところ、寧ろ共に悶々と悩む結果に到ってしまったようで、どうなんだろうな。やっぱり殆どのものに明確はないのか。

その人とは新しい金太郎とも意見が合いません。尤も自分は新しいからと言うより金太郎の設定そのものに懐疑的なんですが。
基本的に閉塞した枠をぶち壊し新たな風を吹き込むタイプはすきな方なんですが、なんだろう、原作の創られた年代に忠実過ぎてそこから確実に変わっている筈の現代の流れに即していないと言いますか、准教授と呼ばれる時代に原作が助教授だからと言って助教授であり続けていたような。ガリレオは過去編の時は助教授にしていましたね。そういう細やかさはすきです。
打ん殴ったヤクザのお頭が過去の知り合いだからと言って暴力沙汰を許すのも、あまりに偶々過ぎるし、御都合主義が駄目という意味ではなくて、現実風刺のくせにリアリティに欠けると言うのが、ツイストサーブから始まっておいて氷河期を迎えさせる魔球を打つテニスとか、そういう系と同じじゃんねと。
厄介事を起こした社員を切り捨てようとした社長に、子を守るのが親の役目と説く金太郎の、言いたい事は判るんですが、キティ紛いの問題児を全て受け入れていたら忽ち立ち行かなくなります。モンスターペアレントの先駆けにも思える。
先も言いましたが、新しいからとか役者が変わったからではなく、こういうものは主人公の云っている事やっている事に共感出来なければ何処までも寒くなってしまうな、と。だから楽しめた方が面白くていいと思うんですけど。
でも文句を言っている楽しさはあるので(純粋に楽しんでいる方には不愉快極まりないでしょうが)、まだいい方かと。矢張り何事も、無反応無関心よりは。


原初 羅列